インプラント埋入部位に歯がある場合インプラント手術前に抜くべきでしょうか?またはインプラント手術日まで待つべきでしょうか?(奥歯編 part2)

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インプラント埋入部位に歯がある場合インプラント手術前に抜くべきでしょうか?またはインプラント手術日まで待つべきでしょうか?(奥歯編 part2)

前回のお話しの続きです。上下顎奥歯の場合には副鼻腔や下顎神経に

あまりに近接しますと、上顎ではインプラントを上顎洞内に落として

しまう、下顎では下顎神経に触れると麻痺が生じるリスクが大きくな

りますので、抜歯する必要があります。ではその後どうなるのかとい

いますと、上下顎ともに骨が再生してきます。再生するスピードは個

人差があります。ただ100%再生することはありませんし、インプラ

ントの埋入にはそこまで骨が再生しなくても大丈夫です。上顎では

インプラントが上顎洞に落ちない程度の骨の厚み、そして下顎では

下顎神経まで少なくても3ミリの骨の厚みが確保できるまで待つ必要

があります。炎症の程度にもよりますが、一般的には2~3か月程度

です。その時に抜歯した部分に人工骨を填入する場合もありますが、

人工骨を填入してもインプラントを埋入する際は、その人工骨を

削除してしまうので、当クリニックでは奥歯に関しては人工骨は

使用していませんし、使用しなくても骨の再生量にはほとんど影響が

ないと考えています。繰り返しますが前歯ではソケットシールドテク

ニック(またはルートメンブレンテクニック)を使い抜歯後の骨の

吸収を防ぐようにしています。