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上顎前歯1本抜歯から即時荷重し仮歯の装着までのインプラント手術の流れ その1
今回は上顎前歯1本の抜歯から即時荷重し仮歯の装着までの流れを少
し詳しく説明します。インプラント埋入部位は黄色い矢印の部分で、
歯根が破折して保存ができない状況です。ここにインプラントを埋入
します。ではこの割れた歯をインプラント手術までに抜歯しておく
か、または保存しておくかということをまず最初にに選択する必要が
あります。基本的には保存しておいたほうがいいと思います。その理
由としては、抜歯をすると歯茎が吸収しインプラントのかぶせ物が
装着した後に、そのかぶせ物の付け根に食渣がたまりやすくなります
。当クリニックではそれを防ぐためにソケットシールドテクニックと
いう方法を使い、ネイルチップのように歯根の一部を形成し、その部
分だけは抜歯せず歯茎の中に残す方法を取ると、抜歯後の歯茎の吸収
は抑えることができます。ただし歯茎に中に残す歯根の一部は歯周病
に感染していた場合は残すことができませんので、歯根をすべて抜歯
することになります。そのためインプラント手術前にポケット測定を
おこない感染の有無を確認することが必要です。では歯根をすべて抜
歯下から、必ず骨が吸収するとは限りません。それはその歯根を支え
る骨の形状により吸収が抑えられることがります。ですから致し方な
く歯根をすべて抜歯することになり歯茎がへこんだ場合には、別の方
法で対処していくことになります。
上顎前歯のインプラント埋入は歯茎を切開しないフラップレスが基本と
なります。歯茎を切開することで歯と歯の間にある歯間乳頭という歯茎
の形状を変えてしまう可能性が高くなり、審美的に患者様に満足を得る
かぶせ物を装着することができなくなることがあるからです。


































