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右上奥歯が5本を欠損になったため入れ歯からインプラント治療を希望された症例
１，インプラント埋入前
右上奥歯に入れ歯をされていましたが、その入れ歯を支える歯が虫歯
になり入れ歯がゆるくなり噛むことが不自由になりましたので、イン
プラントを希望された患者様です。通常ならば緑色の矢印の部分にイ
ンプラントを埋入すべきですが、歯茎の中に糸切り歯が埋もれたまま
になっておりインプラントを埋入することができません。無理にその
糸切り歯を抜歯しようとすると歯茎が大きく凹み被せ物の形が悪くな
るばかりでなく、清掃も難しくなります。そのためにこのように審美
領域での埋伏歯は無理に抜歯しないほうが賢明です。そこでこの部分
にはインプラントを埋入せず、黄色い丸印の部分に3本インプラント
を埋入してそれを支えにして4本被せ物を埋入する計画を立てました
。
２，抜歯とインプラント埋入
３，即時荷重とアバット（土台）の装着
埋入した3本のインプラントはすべて即時荷重ができる条件が揃い
ましたので、プラスチック製の仮歯を装着し2か月待ちます。
この続きは後日報告します。
