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噛む力が大きく加わる下顎の奥歯にワイドタイプのショートインプラントを選択する分け理由①
右下最後奥歯（臼歯）にインプラントを希望されて来院された患者様
です。今回の症例では真ん中の前歯から数えて7番目の歯になります
。インプラントは歯並びの関係でも異なりますが、一般的には7番目
の歯にはインプラントは埋入しません。その理由としては清掃が難し
い、顎の骨の中にある神経までの厚みが少ないことがありインプラン
トの埋入に際してリスクがある、7番目の歯がなくても食事に不都合
なことがない等があります。ただ個人差がありまして特に奥歯でしっ
かり噛みたいというご希望の強い患者様はもともと固い食べ物が好き
な場合も多く、患者様の要望でインプラントを埋入する場合も少なく
ありません。そして使用するインプラントの選択としては、長いイン
プラントではなく幅の広いインプラントを選択することが重要で、長
期にわたり加わる過大な噛む力によるインプラント周囲の骨の吸収を
抑制する効果があります。
１，インプラント埋入前
右下奥歯（黄色い矢印）の部分にインプラントを希望されてます。
2、インプラント埋入
ワイドタイプのショートインプラントを選択することで、顎の神経に近
接しすぎるリスクを減らし、長期的にインプラント周囲の骨の吸収を抑
える効果が期待できます。
3、被せ物の装着
インプラント埋入3か月でジルコニア製の被せ物を装着できました。
CT撮影 ￥12000＋税
その他保険負担金かかります
相談料
無料
費用
インプラント 1本 35万円＋税
合計 35万円＋税
治療期間 3か月
