抜歯と同時に即時荷重インプラント埋入でその日噛めるようになった症例

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抜歯と同時に即時荷重インプラント埋入でその日噛めるようになった症例

コロナ禍でなかなか歯の治療ができなくなり5年ぶりにようやく歯科

医院に来院された患者様です。画像1枚ですからわかりずらいかもし

れませんが、上下歯がありますが奥歯がなくなり他の歯が歯周病で歯

が動いてしまい噛むところがほとんどない状態です。いわゆるオーラ

ルフレイル状態です。以前の症例でもお伝えしましたが、歯がないの

でブリッジを入れることができませんし、入れ歯で治療はできます

が、治療期間はすごくかかりますしこの患者様は非常に噛む力が強い

ので、十分満足していただく治療結果を得ることは非常に難しい状況

です。さらに患者様は高齢のためなるべく短期間で噛めるようにする

ためにはインプラントを使用することが最適と判断しました。インプ

ラントを使う大きな有用性を感じますね。

1、インプラント埋入前

上顎7本(赤い矢印)を抜歯し左右奥歯に2本ずつインプラントを

埋入し仮歯を作成し奥歯で噛めるようする予定です。

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2,抜歯とインプラント埋入

抜歯と同時に左右2本ずつインプラントを埋入し、直後に土台を取

り付けた状態です。

 

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3,プラスティックで作成した仮歯の装着

事前に作成しておいた仮歯を装着して治療は終了です。仮歯ですが硬い

食べ物は無理ですが、柔らかい食べ物は噛めるようになりました。この

状態で2か月間過ごしていただき、しっかり骨と結合するまでお待ちくだ

さい。

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