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インプラント周囲炎になった左下奥歯のインプラントを撤去と同時にインプラントを埋入し被せ物を装着した症例
左下にある一番奥のインプラントがインプラント周囲炎になっていま
す。(黄色い丸印)インプラントの周りの歯茎が炎症を起こした場合
にはインプラント周囲粘膜炎とインプラント周囲炎があります。どの
ようにように違うのでしょうか?歯肉炎イコールインプラント周囲粘
膜炎、歯周病=インプラント周囲炎と考えてください。つまりインプ
ラント周囲粘膜炎にインプラント周囲の骨が吸収している状態が、イ
ンプラント周囲炎です。インプラント周囲炎は初期の頃であれば、
投薬、清掃、咬合調整、人工骨の充填、掻爬など様々な治療方法が
ありますが、ある一定以上進むとインプラントを撤去することになり
ます。天然歯が歯周病に罹患し抜歯になっていく過程と全く同じです
。今回の症例はかなり吸収が進み、患者様も噛むと違和感があるとい
う症状があり、インプラントを撤去しそこにインプラントを埋入する
ことにしました。
2、インプラント周囲炎になったインプラントの撤去と同時にインプラ
ントをその部分に埋入