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両脇をインプラントで挟まれた歯(神経を取っている歯)は割れやすい傾向があります。
1、インプラント埋入前
当クリニックで20年以上前からインプラント治療を続けてきた患者様
です。ピンクの矢印の部分にインプラントが埋入している部分です。
定期的にメンテナンスに来院されてきましたが、黄色い矢印の部分の
歯根が破折しているのが確認できました。患者様はインプラント治療
に対して信頼を頂いていますので、抜歯後はインプラントを埋入する
ことになりました。割れた歯は神経を除去してあるので、一般的には
20年経過すると破折しやすくなるというデータが出ています。神経を
取ると歯そのものは乾燥します。そして被せ物を入れるために、その
歯の根に土台を入れますので、その土台がクサビとなり歯が割れやす
くなると考えられています。今回の症例では両脇にインプラントが入
っています。そうするとインプラントに挟まれた神経を取った歯は破
折のリスクが高まるといわれています。インプラントは骨と隙間なく
接触していますが、天然歯は歯根膜というクッション材が歯の根の周
りに付着しているという構造的な違いが大きく関与していると思いま
す。そのためにご自身のお口がこのような状態であれば破折の破折が
高いということをご認識しておいてください。
2、抜歯と同時にインプラント埋入
3、仮歯を装着
このまま3か月経過後、骨とインプラントのインテグレーションが確認で
きれば被せ物の製作に入ります。