インプラント治療における診断用模型の大切さとは?

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インプラント治療における診断用模型の大切さとは?

1本~2本の部分的なインプラント治療であれば、治療後の歯の形態は

患者様であってもおおよその見当はつくと思いますが、フルマウスつ

まりお口全体をインプラント治療する場合には、どこにインプラント

がはいり、歯の形や出具合、上下の歯のかみ合わせはどうなるのかな

ど、心配事は多々あると思います。そのために患者様の歯型から「診

断用模型」というものを制作しインプラント治療前に患者様に大まか

ですが治療後の歯並びやかみ合わせをイメージしていただき、より安

心してインプラント治療に進んでもらうようにしています。今回の患

者様は、上下すべての歯が歯周病に罹患し抜歯することになり、イン

プラント治療のご相談に来院されました。治療計画では上顎には7本

のインプラントを埋入し固定式のブリッジ、下顎は2本のインプラン

トを埋入しインプラントオーバーデンチャーの予定です。この診断用

模型は術前の歯型から様々な情報を得ることができます。

 

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上顎

赤い丸印がインプラントを埋入する部位です。グレー色のワックスで

歯の形態を作成してあります。

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下顎

インプラントを2本埋入してインプラントオーバーデンチャー

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上下のかみ合わせを正面から診たところです

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