記事タイトル
上顎前歯のガム付きインプラントブリッジのガムについて説明します
上の前歯から右上奥歯に欠けて9歯インプラントブリッジ(黄色い矢
印)を装着した症例です。赤い矢印の部分をガムと呼ばれるセラミッ
クが歯に付け根についています。ガムとは歯茎という意味です。つま
り歯周病が進んだ状態で抜歯を行うと、抜歯後その歯の周囲の歯茎が
大きく吸収をしてきます。それも1歯だけでなく多数歯を抜歯すると
その範囲は大きくなります。そのため歯茎がへこんだ状態でその部分
に歯を作りと、今まであった歯の長さより長くなります。そうなると
左右の歯や下顎の歯とのバランスが取れずに審美性を損なう形になっ
てしまいます。そのために歯周病で失われた歯茎を補うことができま
すので、周囲の歯とバランスの取れたかぶせ物を制作することができ
ます。清掃方法はスーパーフロスというスポンジがついたフロスをガ
ムと歯茎の間に通すことになります。歯茎とガムは隙間なくしっかり
合っていますが、毎日少しずつですが食べかすが入りますので、毎日
1回スーパーフロスで清掃をすることが大切です。