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インプラント1回法とは
左下奥歯に(赤い矢印)1本インプラントを埋入した症例です。イン
プラントを埋入し歯茎を閉じる際歯茎を閉じる方法を2回法、そして
インプラントにアバットを装着しそのアバットが歯茎の外に出ている
場合を1回法と呼んでいます。今回の症例は3枚目の画像を見ていた
だくと、シルバーの器具が歯茎の外に出た状態で縫合を終えているの
がわかると思います。これが1回法です。1回法と2回法どちらが優
れているかではなく、インプラントを埋入した際インプラントが動か
ずに周りの骨に支えられた状態であれば1回法を選択してもよいとは
思いますが、骨が薄い、または骨が柔らかく埋入したインプラントに
多少でも動いている場合には2回法つまり歯茎を閉じます。実際には
あまり1回法を選択する場合は上下奥歯にインプラントを埋入する症
例に限られることが多く、あまり適用されることは少ないと思います
し、インプラントをマニュアル通り埋入できればインプラントの成功
に影響はないと思います。



































