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抜歯即時埋入と成熟側埋入を併用した左下奥歯に装着したインプラントブリッジ
左下奥歯にインプラントブリッジを装着した症例です。常にしなけら
ばらばならないのは、下の前歯から4番目と5番目の部位に埋入するイ
ンプラントの長さです。この部位はオトガイ神経という神経の出口が
あります。そのためにこの神経に触れると神経麻痺がおこる可能性が
あります。当クリニックでは幸いインプラントを埋入し神経麻痺は1
例もありません。そのためにはなるべく径が太く、神経までの安全な
距離を確保した長さになるべく合うサイズのインプラントを選択する
することが必要です。以前はその神経を避けるように埋入する角度を
傾けたりした方法をありました。けっしてその方法は悪くはありませ
んが、必要以上にインプラントの角度を変えてしまうと、その上に製
作する被せ物に影響が出て、清掃がうまくできなくなったり審美的に
患者様に満足を得ることができなくなります。ですからインプラント
の埋入方法は大切で特に複数埋入する場合には、なるべく平行性を
とりかみ合う歯に対してよく噛める方向にいれるなど、様々な条件を
なるべく満足できるような位置にするなど、口腔内で微調整を何度も
繰り返すこともあります。しかしここで妥協してしまうと患者様に
迷惑をご迷惑をかけますので、インプラントのサイズ変更することも
もよくあります。
1,インプラント埋入前
2つの矢印の部分にインプラントを埋入します。手前は抜歯即時埋入
後ろは成熟側埋入
2,2本のインプラントを埋入
なるべく平行になるよう埋入します。CTではしっかりサイズの確認が取
れない場合には2~3サイズの異なるインプラントを用意しておきます。
3、インプラントの被せ物の装着
インプラントの平行性が取れれば、インプラントの被せ物はスクリュー
固定で製作することができます。スクリュー固定はメンテナンスや万が
一トラブルになった時でも対応しやすいのが利点です。
レントゲン撮影など保険負担金がかかります
相談料 無料
費用
インプラント 38万円+税
ダミー 16万円+税
合計 101.2万円+税
治療期間 5か月




































