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上顎無歯顎症例は治療完成まで時間はかかりますが、治療後の経過を良好に過ごしていただくには大切なことです。
1、インプラント埋入前
上顎には5本の歯が残っていますが、すべて歯周病で保存ができない
状態です。すべてを抜歯しインプラントでフルマウス(お口全体)を
インプラントを使い治療することになった症例です。フルマウスを行
う場合インプラントを何本使う決定要素にはいろいろあります。顎の
大きさ、骨の厚み、対合歯が天然歯か入れ歯、年齢、お口の清掃状
況、噛む力などあります。今回の症例では上顎口蓋中央には大きな骨
隆起があり噛む力が大変強いことが予想されるために、インプラント
は8本としました。それにより下顎による上顎に加わる力を十分に受
けとめられるように設計しました。インプラントの本数が少なすぎる
と1本に加わる力が大きくなり、インプラント周囲の骨の吸収やかぶ
せ物の破損など様々なトラブルが生じる原因となります。
2、パノラマレントゲン写真
上顎には左右に4本ずつのインプラントが埋入されています。
3、上部構造完成前のプロビジョナルレストレーションの装着
プロビジョナルレストレーションとは最終的なかぶせ物が入るま
での間、審美と機能を一時的に回復させるための「最終的なか
ぶせ物と同じ形態をもつ高精度の仮歯」です。通常の仮歯とは全
く異なるものです。当クリニックではこの仮歯を2~3回入れな
おします。これにより、ジルコニアで製作した最終のかぶせ物が
なるべく無調整で患者様の口腔内に収まることができるよう丁寧
に時間をかけて調整することが患者様に満足いただけるかぶせ物
を作ることになります。




































