即時荷重ができないので上の前歯の仮歯を暫間インプラントで固定した症例

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即時荷重ができないので上の前歯の仮歯を暫間インプラントで固定した症例

1、インプラント埋入前

黄色い矢印の部分に2本のインプラントを埋入して4歯つながったイ

ンプラントブリッジを装着する治療計画です。患者様はインプラント

治療期間中は前歯4歯がなくなるわけですから、入れ歯では患者様の

QOL(生活の満足度)は大きく低下します。そのためには埋入した2

本のインプラントを使い即時荷重して4歯つながった仮歯を装着する

ように計画を立てましたが、埋入する骨の硬さによりどうしても即時

荷重ができない場合があります。その時は暫間インプラントを利用し

て仮歯の維持、安定に利用します。暫間インプラントは幅が2ミリ弱

のインプラントです。骨とは機械的に結合し、本物のインプラントと

は違い周囲の骨とは結合しませんので、はずすときは反時計周りに回

転を加えると容易に撤去することができます。またインプラントの径

が細いために、撤去後はすぐに歯茎は閉鎖し痛みがありません。

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2、抜歯と同時にインプラント埋入

埋入したインプラント周囲の骨が柔らかいため、インプラントに土台

(アバット)を取り付け仮歯を装着することは適さないと判断しまし

た。そこで2本のインプラントの間に2本の暫間インプラントを埋入

しそれを利用して仮歯の安定に役立てることにしました。この暫間イ

ンプラントは両脇のインプラントが骨と結合するまで仮歯の安定に

役立てます。そして両脇のインプラントが骨と結合(osseointegration

)したら撤去します。

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3、仮歯の装着

赤い矢印の部分には2本の暫間インプラントを埋入し、仮歯を支える

土台の役目をしてくれます。装着後さらにその両脇(青い矢印)を接

材でしっかりと固定します。

CT画像の説明

黄色い丸印が4歯つながったインプラントブリッジを支えるインプラ

ントでその真ん中にある径の細いインプラント(赤い矢印)が暫間

インプラントです。青い矢印はさらに仮歯を外れにくいようにするた

め両脇の犬歯と接着材を使い連結した部分を指します。

 

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