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より安定したインプラントオーバーデンチャーを製作するためには
上顎には合計で3歯のみの状態でインプラント治療を希望され来院さ
れました。上顎はいずれご自身の歯のように固定式にしたいというご
希望があるのですが、インプラント治療は初めてなのでまずはインプ
ラントで義歯を安定させるインプラントオーバーデンチャーを装着し
使って頂き、それでもやはり固定式にしたいということであれば、そ
の時はさらに1本から3本追加し(顎の大きさによりインプラントの
数は変わります)インプラントブリッジへとかぶせ物を変更できるよ
う想定した位置に4本のインプラントを埋入することにしました。
インプラントオーバーデンチャーから固定式のブリッジへ変更された
患者様はいままで3~5名ほどしかいらっしゃいません。それだけ複
数のインプラントにより入れ歯を安定させ、咀嚼効率を改善すること
ができるインプラントオーバーデンチャーは高齢社会の現在、大変有
効な補綴処置とおもわれます。
インプラントオーバーデンチャーはインプラント埋入予定部位である
4つの赤丸印を結んだ面積が大きいほど入れ歯は安定します。なるべ
く左右非対象に埋入します。顎の大きさが大きい方はさらにインプラ
ントを1本追加して5本(青い丸印)さらにはもう1本追加し6本
にします。入れ歯はインプラントが多いほど安定はしますが、入れ歯
が安定することで入れ歯に加わる力が増大し保険適用の入れ歯では
入れ歯が破折するリスクが高まりますので、保険外の入れ歯(金属床
)に選択されたほうが破折はなく、インプラントも安定します。
インプラントオーバーデンチャーではインプラントを埋入することで
顎の骨の吸収はインプラントがない場合より抑えることができますが
、少しずつ吸収が進みますので入れ歯の調子がいいからと言って、
メンテナンスもせずそのまま放置すると、埋入したインプラントに負
担がかかりインプラント周囲炎を起こしやすくなりますので、定期検
診は大切です。



































