記事タイトル
骨が非常に薄い上顎奥歯に人工骨を使わない(グラフトレス)インプラント治療
上顎奥歯にインプラント治療を行う場合、その上には副鼻腔のひとつ
である上顎洞という空間があり、その空間までの骨の厚みが5ミリ以
下になるとソケットリフトやサイナスリフトという手技を使い上顎洞
内に人工骨(グラフト)を使い骨を作りインプラントを埋入するとい
う術式が40年以上前から行われてきました。しかし上顎洞の中に人工
骨を入れることにより様々なトラブルが起こるリスクがあります。
副鼻腔の一つである上顎洞という空間は人工骨を使用しなくても、
自然と骨が再生することは以前から認識はあったものの、主にインプ
ラントの形状から人工骨を使う方法がゴールドスタンダードつまり
骨が薄い上顎奥歯のインプラントにおいては標準治療として広く認め
られた治療方法でしたが、ウルトラワイドのショートインプラントの
登場で治療方法が大きく変わり、患者様だけでなく術者にとっても
安心で確実な治療方法と変わりました。
1、インプラント埋入前
左上奥歯(黄色い矢印)の歯周病の状態が悪く抜歯になりましたが、
抜歯後はインプラントを希望されました。ただ上顎洞までの骨の厚み
は非常に薄く薄いところは1ミリです。従来の治療方法はサイナスリ
フトという手技を使い上顎洞内に非吸収性の人工骨を入れます。骨と
骨の内側にある上顎洞粘膜(別名シュナイダー膜)の間に人工骨を
入れます。これによりインプラントを入れるために不足した骨を補填
した形になります。この方法は歯茎の横から骨に穴をあけて人工骨を
入れますが、上顎洞は個人差がありその大きさに比例して人工骨の量
は増えますので。術後の脹れや疼痛も大きくなります。この後何事も
なく4~6か月経過してからインプラントを埋入することになるので
すが、シュナイダー膜は破損し人工骨が上顎洞に漏れたりするなどの
トラブルが生じるとインプラントの埋入はいったん中断し、数か月後
にもう一度人工骨を入れる処置が必要となり、治療期間は大幅に遅れ
ることになります。このようなリスクを起こさないようにするために
はグラフト(人工骨)を使用しないでインプラントを埋入することに
なります。
2、抜歯と同時にインプラントを埋入
人工骨を一切使用せず、エキストラワイドのショートインプラントを
埋入。
3、かぶせ物の装着
今までは顎の骨が薄い症例においてその不足分を補填するために人工骨
をすることが標準治療となっていましたが、今はグラフトレスのインプ
ラント治療は患者様にとっては大変優しい治療といえます。
レントゲン撮影など保険負担金がかかります
相談料 無料
費用
インプラント 39万円+税
ダミー 16万円+税
合計 110万円+税
治療期間 6か月






































