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インプラントを正しい位置に埋入するためにこんなところに気を付けています。
インプラントを埋入する場合注意しなければならない点は多々ありま
す。そのうちのひとつにいかに周囲の歯茎や歯牙とバランスのとれた
かぶせ物を入れるという点があります。そのためにはいかにインプラ
ントを正しい位置に埋入できるかが大事です。現在では歯科業界もデ
ジタル化が進みインプラントの埋入においてもCTで測定した数値をも
とに前もっていわゆる「埋入ガイド」というものを作製しそれに従っ
てインプラント手術を行うようになっていますが、当クリニックでは
CTはインプラント手術にとってはなくてはならないものではあります
。ただ常に100%正しいというわけではありません。最後は術者の経
験やスキルに委ねられるものと考えており、当クリニックでは埋入
のためのガイドは用いておらず、ガイドを作るためにはその分患者
様のご負担にもなります。口腔内という狭い空間のなかでさらに小さ
な抜歯窩において1~2ミリ位置がずれるだけでインプラントの形状や
インプラント周囲の骨の再生に影響を及ぼしますので、繰り返します
がそのわずかな微調整はCTではなくヒトでなくてはなりません。
例えば左上奥歯(青い矢印)を抜歯即時インプラント埋入で説明いた
しますと
インプラントを埋入する前後の歯の中心を結んだ赤い線にインプラン
トの中心がくるようにを埋入しています。これがベストな位置ですが
それが青い線上に埋入すると、インプラント周囲の骨の再生に影響を
及ぼしインプラントのかぶせ物の形状も周囲の歯とバランスが取れな
いものになります。赤い線と青い線のずれはインプラントの直径から
みて約1.5ミリ程度というわずかなずれとなります。難しい症例に
なりますと、1本埋入にも3時間費やすこともあります。インプラント
は埋入でかぶせ物の形状が決まりますので、繊細な注意を払い
日々行っています。


































