記事タイトル
上顎10本を抜歯し7本のインプラントを埋入し仮歯を装着するまで
今回は上顎10歯抜歯と同時に7本のインプラントを埋入し即時荷重し
仮歯のブリッジまでを行った患者様です。このような患者様に対して
1、すべての歯を抜歯し歯茎の治癒を待ちます
2、総入れ歯を装着
3、数か月後にインプラントを埋入
という治療の流れがスタンダードでした。ただこのような治療方法の
欠点としては
*治療期間が長くなる
*治療期間中入れ歯を入れなければならない
*抜歯後インプラント治療を行うまで数か月かかるために、その間に
インプラント埋入予定部位の骨が吸収してしまい埋入が困難になる
等があります。
この治療方法は即時負荷ができるインプラントが開発されていない時
期であり、当クリニックでも上記のよう治療順序でインプラント手術
を行ってきました。
しかし現在ではインプラント治療が即時荷重を前提に治療をするよう
になっていまして、これは材質の向上よりインプラントの形状の進化
によるものといえます。すべての患者様に即時荷重できるとは限りま
せん。即時荷重してインプラント埋入時に仮歯を装着できるためには
インプラントと骨が強固に機械的結合することが重要です。ただ
個人差があり、骨が非常に柔らかい、骨が薄いなど身体的な要因で
即時荷重ができない場合もあります。しかしこのように抜歯後とりあ
えずプラスティックでありながら固定式の仮歯を装着できるように
なると、患者様のQOL(日常生活の満足度)は総入れ歯を入れていた
頃と比較し下がることはないと言えます。
1、インプラント埋入前
2、抜歯が終わり7本のインプラントの埋入が終えて、そのうち5本の
インプラントにアバット(土台)を装着した状態です
3、12本つながったプラスティックの仮歯を装着した状態です
ここまでを1日で行います。仮歯は全く動きませんので、硬い食べ物は
避けていただきますが、それ以外なら注意しながら食事をすることは
可能です。仮歯はプラスティックのため割れやす厚めに制作してあり
ます。




































