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歯周病のため上顎すべての歯を抜歯し即時荷重を行いQOLの低下を防ぐためその日に仮歯を装着し、ジルコニアブリッジで治療を終えた症例 上顎のかぶせ物の説明
前回の続きです。治療を終えた上顎は7本のインプラントで12本の歯
が装着されています。この先何事もないことを祈るばかりですが、万
が一トラブルが生じた場合、日々のメンテナンスを含めなるべく対応
しやすいものにしておくことが非常に大切です。そのためにこのよう
にほぼ全顎に及び治療を行った場合にはかぶせ物は3つに分かれた状
態で製作します。右端から左端まですべてつながっているように見え
ますが、2枚目の画像の通り前歯の部分(黄色い丸印)と左右の奥歯
の部分(赤い丸印)の3つのパーツに分かれています。この状態を「3
ユニット」「3ピース」またはセグメントと呼ばれます。このように
製作することで、インプラントまたはかぶせ物にトラブルがあった時
トラブルのあったパーツの部分を治療または修理することになります
。またかぶせ物はセメントは使用せず、すべてスクリューで固定して
おきますので、そのパーツのかぶせ物を外す場合にはスクリューを外
すことで、かぶせ物を壊すことなく容易に外すことができますし、
口腔内に戻すこともできます。このように3ピースに分けて製作する
ことは、トラブル時に臨機応変に対処できることだけでなく、かぶせ
物の精度の向上につながります。
3つのパーツに分けて製作したインプラント上部構造ですべてスクリュー
でインプラントと固定されています。
上顎前歯部
上顎左側臼歯部
上顎右側臼歯部





































