歯牙接触癖(TCH)とは

記事タイトル

歯牙接触癖(TCH)とは

TCHとは

あまり聞きなれない言葉ですね。

これはTooth Contacting  H a b i tの略です。

患者さんにこのことを伺うと、ほとんど自分が

行っているのかわからない方がほとんどですね。

お仕事中とか趣味など何かに集中しているときに

無意識で歯をかみ合わせている状態で、

食いしばりや歯ぎしりなどの強い力とは違い

弱い力で長時間持続して上下の歯を接触させていると、

顎関節や顎を動かす筋肉(咀嚼筋)に大きな負担をかけ、

悪化すると、顎の動きが悪く、痛みや音を生じるようになります。

さらに次のような症状も生じてきますので、注意してください。

1、咬耗

2、歯の付け根が欠けて、しみてくる

3、咬合痛

4、歯の破折

5、被せものの破損や脱落

6、インプラントの脱落

7、歯周病

8、骨隆起

9、頬の内側や舌のわきに歯の跡がつく

10、知覚過敏

歯の接触時間は1日17,5時間です。それ以外は歯は当たらないよう

気をつけてください。つまり食事の時以外歯はぶつかってはいけません。

癖ですから、日常ですから少しずつ

注意していけば徐々に改善する方向に

向かいます。

あせらず対処していきましょう。

  • 歯牙接触癖(TCH)とは