記事タイトル
右上ブリッジから抜歯して インプラントブリッジで対応した症例
１、インプラント埋入前
右上4番と7番の歯（黄色い矢印）を
支えにしたブリッジを
抜歯することになりました
抜歯後は
インプラントを希望されたため
前歯側の（緑の矢印）部位には
抜歯即時埋入
臼歯側の（緑の矢印）部位には
成熟側埋入
でインプラントを埋入する
治療計画を立てました
２、抜歯とインプラント埋入
今回の症例のように
上顎奥歯に
インプラント埋入する場合には
使用するインプラントの長さよりも
骨の厚みが足りないことが
あります
その場合
骨の不足分を
必ずしも
人工骨で補充する必要は
ありません
不足分が
2~3ミリ程度であれば
人工骨を補充することはせず
そのまま埋入します
その理由の一つには
人工骨の飛散による
上顎洞炎の発症のリスクを
避けるためです
3、被せ物の装着
現在は被せ物はジルコニアセラミックが
主流となっています
審美性が高く
歯垢がほとんど付着せず
歯肉との親和性にも優れています
この症例は
咬み合わせの部分は
メタルになっています
ジルコニアと比べると
審美性には劣るものの
咬み合わせのチェックは
しやすい利点があります
患者様にご理解をいただければ
口腔内の状況に合わせて
このような材質で
インプラントの被せ物を製作することは
インプラントを長期にわたり
良好な状態を維持する
要因の一つになると考えています
CT撮影 ￥12000＋税
その他保険負担金かかります
相談料
無料
費用
インプラント 1本 35万円＋税
ダミー 1本 15万円＋税
合計 85万円＋税
治療期間 5か月
