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インプラント手術当日に歯が入る右上前歯の即時負荷インプラント
１，インプラント埋入前
右上前歯（黄色い矢印）が歯根にヒビが入り、ぐらぐらしている状態
です。抜歯後はどのような処置があるか説明をしました。3つありま
す。一つ目はブリッジです。ブリッジは保険適用と保険外のブリッジ
があり、保険適用のブリッジはすべての症例に適用できるわけでは
ありません。またブリッジは、未治療な健康な歯を削らなければ
なりません。二つ目はインプラントです。ブリッジのように両側の
歯を削ることはありません。手入れも自分の歯と同じ方法で大丈夫
です。しかし自費治療です。三つ目は入れ歯です。歯を削ることは
なく一番安価で治療期間も短いです。ただしっかり噛みたいと
希望される患者様には十分満足を得ることはなかなか難しいと
思います。患者様はインプラントを選択されました。
２，抜歯とフラップレスでの即時埋入と即時荷重
フラップレスでのインプラント手術は、歯茎を切開しないために術後
の腫れや痛みが、通常の埋入方法と比べて少ないという利点がありま
す。また歯痕に切開した傷痕が残りません。即時荷重とは、インプラ
ントを埋入したその日にインプラントに仮歯を装着することです。
このことによりインプラント治療期間中も歯があります。硬い食べ物
には注意が必要ですが、日常生活において歯がないことで起こる
さまざまな支障を少しでも軽減することが可能です。
３，アバットの装着
アバットとは、インプラントに歯（仮歯）を取り付けるための土台です
４，仮歯の装着
仮歯の色を周囲の歯とぴたりと合わせることは難しいですが、
インプラント手術の当日、抜歯したところには歯が入って治療は
終了です。治療の続きは後日お伝えします。
