10年前から現在までのインプラント義歯のインプラント埋入本数の変化について

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10年前から現在までのインプラント義歯のインプラント埋入本数の変化について

インプラント義歯はインプラントオーバーデンチャーとも

呼ばれてます。歯茎が痩せると入れ歯の安定が悪くなり、

食事が思うようにできません。そのためにインプラントを埋入し、

それをアンカーとして入れ歯を安定するものです。

上顎と下顎とは顎の骨の形状も異なりますので、インプラントを

埋入する本数も異なります。下顎は現在でも変更はありません。

基本的には左右の犬歯相当部位にインプラントを1本ずつ合計2本の

インプラントを埋入します。それに対して、上顎はインプラントの

埋入本数がかわってきています。画像1は10年以上前の症例です。

この時は前歯と奥歯にそれ2本づつインプラントを埋入します。

そしてこの4本で囲まれた面積をなるべく大きくするように、

インプラントの埋入部位を決めます。現在は画像2のように2本増えて

インプラントを6本埋入します。インプラントが2本増えた理由として

下顎と比べて上顎は骨が薄く、また柔らかいためインプラントが

ロストする確率が高いこと。さらには、噛む力を受け止める側でも

あり本数が増えたと思われます。しかし4本でも顎の大きさや下顎の

状況によっては問題はありませんので、主治医の先生と十分に

ご相談なさって下さい。

 

 

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