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上顎10本欠損をインプラントを5本埋入してインプラントブリッジで治療した症例
１，インプラント埋入前
右上前歯から右上奥歯にかけて歯が欠損されています。インプラント
治療を相談に来院された患者様です。今までは入れ歯をされていまし
たが、入れ歯はプラスティックでできているため、少しずつすり減っ
てきます。そのために少しずつ噛み合わせがくるってきます。
そうなると徐々に咬み合わせが下がり、その結果上の前歯が動き、
前方に飛び出してきます。多くの奥歯を失うと、入れ歯ではこのよう
な流れを止めることが難しいことなのです。
治療計画としては前歯から左上奥歯を4本抜歯し、インプラントを5本
(黄色い丸印）埋入してインプラントブリッジを製作する治療計画と
しました。
２，抜歯とインプラント埋入
治療計画は5本のインプラントを支えとするブリッジのため、インプラ
ントは同時に5本埋入します。
３，被せ物の製作
インプラント埋入数か月後、すべてのインプラントが骨と十分結合して
いることが確認出来たら、インプラントブリッジの製作に移ります。
４，被せ物の装着
被せ物の本数が多くなればなるほど、最終補綴物の同形状の仮歯のブ
リッジ（プラスティック製）を短い期間ですが、実際に使用していた
だき噛み具合、発音、大きさなどを十分に確認してから、ジルコニア
製のインプラントブリッジを装着していきます。
