左上奥歯にインプラントを埋入したものの、脱離したためインプラント希望で来院された症例

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左上奥歯にインプラントを埋入したものの、脱離したためインプラント希望で来院された症例

1,インプラント埋入前

他院で2回インプラント手術をおこないましたが、その2回ほど

インプラントは骨と結合せず、抜けてしまったということです。

そして3回目を行いましたが、様子がおかしいと思われたそうで、

当クリニックに来院された患者様です。インプラント埋入部位は

左上7番です。レントゲンを見てみますと、インプラントが曲がって

埋入されていて、ほとんど骨の中に入っていません。この上顎の7番

というのは、骨が他の部位より柔らかく、骨の厚みがインプラントの

長さより不足している場合が多く、その不足分を上顎洞内に人工骨で

補填することが必要です。ただし部位が一番奥の部分のため

インプラント手術の操作が困難になる場合が多くなります。

 

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2,インプラントの撤去とインプラントの埋入

この部位にインプラントを正しい位置に埋入することが必要で、

そのためにまずはインプラントを撤去します。

インプラントの埋入方向は、隣の歯の向きを参考にして、埋入を

行います。

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