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上の前歯を3本抜歯後インプラントを2本埋入し、即時負荷で仮歯を装着した症例
１，インプラント埋入前
上の前歯3本（黄色い矢印）が最近外れやすくなり、今後の治療を
相談に来院された患者様です。CTで確認したところ、歯の付け根か
ら虫歯が進み、再治療が困難な状況でした。では抜歯後治療方法とし
ては、入れ歯、ブリッジ、インプラントの3方法です。入れ歯がした
くないため、後はブリッジまたはインプラントです。ブリッジでは
3歯欠損に対して支える歯は少なくても3本です。つまり6歯繋がった
ブリッジを製作しないと、支える歯がもちません。
さらに長いブリッジほど、噛む力でブリッジがたわみ、支える歯が
虫歯になる可能性が高くなります。
２，抜歯とインプラント埋入
治療計画としては3本を同日に抜歯を行い、両端に即時負荷を
行うためインプラントを2本埋入しました。
即時負荷は全てのインプラントができるわけではありません。
それを目的に製作されたインプラントを用います
3、アバットの装着
４，仮歯の装着
その日のうちにインプラントに仮歯が入るため、患者様のQOL は
それほど下がらずに、保つことができます。この状態で2 か月後には
ジルコニア製のブリッジの型取りに入ります。
この治療の続きは、後日報告します。
