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他院で左上奥歯を抜歯し骨の厚みがないのでインプラントを断られた患者様にショートインプラントを埋入した症例
１，インプラント埋入前
他院で右上奥歯を1歯抜歯し、患者様はインプラントを希望されまし
たが、上顎洞までの骨の厚みが足りないためインプラントは難しいと
診断されたそうです。当クリニックにはセカンドオピニオンで「骨が
ないのか相談したい」という希望で来院されました。通常のデンタル
レントゲンやパノラマレントゲンでは正確な骨の厚みを判断するのが
困難です。また1方向からした診ることができません。その点CTでは
3次元で骨の厚みや幅さらにはおおよそですが骨の硬さが把握できま
すので、使用するインプラントの選択基準にもなり、最適なインプラ
ントを使用することができます。幸い前医の診断より骨の厚みは
確認できましたので、インプラントを埋入することになりました。
２，インプラント埋入
今回の症例では以前に左副鼻腔炎を発症した既往歴があるために
なるべく上顎洞には触れないように長さ8ミリのショートインプラ
ントを選択しました。
3、被せ物の装着
十分な骨の厚みがあれば上顎の奥歯ではインプラント埋入3か月～4か月
で骨としっかりと結合することは可能ですが、今回のケースでは
骨の厚みはそれほど十分ではなく、柔らかい骨のため
被せ物の装着はインプラント埋入5か月待ちました。
CT撮影 ￥12000＋税
その他保険負担金かかります
相談料
無料
費用
インプラント 1本 35万円＋税
合計 35万円＋税
治療期間 5か月
