右上前歯のインプラント治療約10年経過症例

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右上前歯のインプラント治療約10年経過症例

インプラント治療相談をしていますと、インプラントは何年もつので

しょかと聞かれます。私がインプラントを始めたことから10年が1つ

の目安です。歯を失うには原因があります。そこにインプラントを入

れる訳ですから、しっかりとその原因を認識しないとインプラントは

炎症を起すリスクが高くなります。清掃不良で歯が抜けた方は、イン

プラントは人工物だから大丈夫と思っていても、歯垢によりインプラ

ント周囲炎になります。噛む力が強く歯が抜けた方はインプラントを

入れることで再び噛む力を取り戻します。するとやはりインプラント

に強い力が加わり、インプラント周囲炎になるリスクが高くなります

。インプラントによって失われた歯は取り戻すことはできますが、

同時に歯を失った原因も元に戻るので、セルフケアが大切ですし、

メンテナンスを定期的に受信することで口腔内をチェックしてもらい

ましょう。

 

  • 右上前歯のインプラント治療約10年経過症例

症例について

黄色い矢印の部分に2012/12にインプラントを埋入し2022/01まで

順調に経過しています。隣の歯(赤い矢印)は歯を削りジルコニア製の

クラウンを装着しました。

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