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下の前歯のブリッジを即時荷重インプラント埋入を行うことで、インプラント治療終了まで入れ歯ではなくブリッジにすることで食事の不自由さを軽減できた症例
1、インプラント埋入前
ご高齢の患者様です。ご高齢の患者様に対してはインプラント手術後
の侵襲をなるべく抑えることも重要ですが、できるだけ短期間にイン
プラント治療を終了させると同時に、治療期間中の食事の不自由さを
なくすことが重要です。今回は下の前歯と左上奥歯にインプラント治
療を希望し来院されました。下の前歯は6本歯を抜歯し、黄色い矢印
の部分にインプラントを埋入しインプラントブリッジを装着する治療
計画です。現在左側では上顎に歯がないため食事をすることができま
せん。そのために下の前歯まで一時的とはいえ失ってしまうと、食事
が思うように摂取することができませんので、即時荷重インプラント
埋入を行うことで、治療を短期間に終了することを目指しました。
2、抜歯と即時荷重インプラント埋入
静脈内鎮静を行いながら、下の前歯6本を抜歯し、両端にインプラント
（黄色い矢印）を2本埋入しました。
2本のインプラントの埋入が終わりましたら、インプラントに土台（ア
バット）を装着し、前もって作成済みのプラスチック製のブリッジを
取付て、インプラント手術は終了です。仮歯では硬い食べ物を噛むこと
はできませんが、柔らかい食事を摂ることはできます。
３，被せ物の装着
インプラント埋入2か月後に被せ物の製作に入り、3,5か月で下の前歯の
治療を終えることができました。
CT撮影 ￥12000＋税
その他保険負担金かかります
相談料
無料
費用
インプラント 1本 35万円＋税
ダミー 1本 15万円＋税
合計 130万円＋税
治療期間 3,5か月
