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右上奥歯2歯欠損に対して1本のインプラントで対応した症例
右上奥歯が2歯（青い丸印）が欠損されている患者様がインプラント
治療のご相談に来院されました。CＴ診断でインプラントは十分可能
ですが、仕事上歯がないのな困るので歯を入れてほしいという希望で
す。従来ならば2通りありました。1つ目は前もって取り外しの入れ
歯を製作しておきます。インプラントを埋入後その入れ歯を装着しま
す。ただしインプラントを埋入するために歯茎を切開しますので、手
術翌日になると歯茎が腫れますので入れ歯の内側を一層削ります。
せっかく型取りして作成した入れ歯ですがゆるくなりますし、食渣が
入れ歯の内側に溜まりやすくなります。また針金がこの場合であれば
犬歯（糸切り歯）にかかりますので、審美的に気になる方もいらっし
ゃいます。2つ目はインプラントを埋入した両脇の歯に接着剤を使い
プラスチックで作成したブリッジを固定する方法です。こちらのほう
が、一つ目の入れ歯より異物感がないので食べやすいかもしれません
。ただ両脇の歯とブリッジを固定するために使用した接着剤がはがれ
ることもあります。ところが即時荷重インプラント埋入という今まで
にないインプラント埋入の治療方法の進化により、インプラント埋入
と同時にピーク材をインプラントにしっかり取り付けることができ
、そのピーク材に仮歯を取り付けますのでインプラント治療期間中
固定式の仮歯を入れることができます。患者様のQOLの低下を防ぐ
ことができます。この治療の続きは後日ブログでお伝えいたしま
す。
