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左下奥歯に2本ショートインプラントを使い神経への近接を避けた症例
１，インプラント埋入前
左下奥歯を2本他院で抜歯しインプラント治療を希望されて来院され
ました。抜歯前の状態はかなり歯周病が進んだ状況でしたがなるべく
抜きたくないので我慢されていたそうです。そしてとうとう食事が満
足にとれなくなり抜歯したとのことです。当クリニックでも同じよう
な患者様はいらっしゃいます。患者様のお気持ちはやはり歯を残した
いということです。抜歯した後ブリッジや入れ歯であればなるべく保
存する処置を行ってもさほどブリッジや入れ歯の形態などに大きな影
響はないと思います。これがインプラントだと変わってきます。抜歯
すべき歯をそのままにしておくと歯の周りの骨の吸収が進み、上顎洞
や神経に近くなりインプラント埋入が「しびれ」などのインプラント
後遺症を引き起こすリスクとなります。骨がなくなったら骨をつくる
ことはできますが、人工的に作った骨は感染しやすく吸収しやすいと
いうリスクがあります。なるべくなら自らの骨の中にインプラントを
埋入したほうが長持ちしますので保存が難しいのであれば歯の周りの
骨が吸収しないうちにインプラントを埋入すべきです。当クリニック
ではこのようなご説明をし治療をおこなっています。
2,ショートインプラントの埋入
長さ５ｍｍ×幅５ｍｍを2本埋入
３，ジルコニアセラミックの装着
CT撮影 ￥12000＋税
その他保険負担金かかります
相談料 無料
費用
インプラント 1本 35万円＋税
合計 70万円＋税
治療期間 5か月
