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左下に入れたノンクラスプデンチャーで噛むのは満足できず、インプラントを埋入した症例
1、インプラント埋入前
左下奥歯が2本欠損している患者様です。口腔内にはノンクラスプデ
ンチャーが入っていますが、硬いものが好物の為満足の食事が取れな
いのでインプラント治療を相談に来院されました。ノンクラスプデン
チャーは名前の通り針金がない入れ歯です。入れ歯を入れたもののそ
れを支える針金が犬歯やその後ろの小臼歯にかかると見えてしまいま
すので、気にする方はそのデンチャーを選択することが多いようです
。このデンチャーの利点としては審美性の低下を防ぐことにあります
。その点は通常の針金付きの入れ歯より優れていますが、長年使用し
ているうちに材質の劣化などにより噛むたびに外れやすくなるまたは
歯茎に食い込むなどの不具合が生じるようになり、当クリニックでは
インプラントに治療方法を変更する患者様が多くいらっしゃいます。
インプラントをご希望する患者様は硬いものが好きなため入れ歯では
満足できないのでしょう。
２，ノンクラスプデンチャー
長年使用している間に（赤い丸印の部分）が劣化して入れ歯が外れやす
くなったり、噛むと歯茎に食い込むような症状が出ることがあります。
3、インプラント埋入
左下2歯欠損部に2本のインプラントを埋入しました。
この治療の続きは後日ブログでお伝えいたします。
